お役立ちコラム
2026/09/03 15:51
ピラティスボードとは?何ができる?使い方と自宅での選び方を解説
最近、SNSや通販サイトなどで見かけることが増えている「ピラティスボード」。
名前から「自宅でマシンピラティスができる器具?」と思う方もいるかもしれませんが、一般的なリフォーマーとは構造が異なります。
ピラティスボードとして販売されている商品の中には、スライドするボードや伸縮ロープ、ハンドルなどを使い、自宅でさまざまな動きを取り入れられるフィットネス器具があります。
では、ピラティスボードでは何ができるのでしょうか。
この記事では、ピラティスボードの特徴や使い方、マット・マシンピラティスとの違い、自宅用として選ぶときのポイントを順番に解説します。
読み終わるころには、自分が求めている運動器具としてピラティスボードが合っているのか、判断しやすくなるはずです。
ピラティスボードとは?
「ピラティスボード」という名称は、通販サイトなどで自宅用フィットネス器具に使われています。
形状や機能は商品によって異なりますが、スライドするボードや伸縮ロープ、ハンドルなどを組み合わせ、手や足を動かしながらエクササイズを行うタイプがあります。
大きな特徴は、マットだけで行う運動とは違い、ボードのスライドやロープなど器具の動きを利用できることです。
商品によっては一体型だけでなく左右に分離できるタイプもあり、ひとつの器具で複数の動きに対応しています。
ただし、ここで知っておきたいのが「ピラティスボード」と「マシンピラティス」の違いです。
ピラティスボードとマシンピラティスは同じ?違いを整理

「ピラティス」と名前についているため混同しやすいのですが、通販などで販売されているピラティスボードと、ピラティススタジオで使われるリフォーマーなどの専用マシンは同じ器具ではありません。
マットピラティスは、マットの上で自分の体重などを利用しながら行います。
一方、リフォーマーを使ったマシンピラティスでは、可動するキャリッジやスプリング、ストラップなどを備えた専用マシンを使用します。
それに対して、今回取り上げるタイプのピラティスボードは、スライドするボードや伸縮ロープ、自重などを利用して運動する家庭用フィットネス器具です。
整理すると、
■マットピラティス
マット上で自重を中心に行う
■マシンピラティス
リフォーマーなどの専用マシンを使う
■ピラティスボード
スライドするボードやロープなどを使って、自宅でエクササイズを行う
という違いがあります。
「ピラティスボードを買えば、スタジオのリフォーマーとまったく同じ運動ができる」と考えるのではなく、自宅で運動のバリエーションを増やすための器具のひとつとして考えると分かりやすいでしょう。
ピラティスボードでは何ができる?基本的な使い方

ピラティスボードでできる動きは、商品の構造によって異なります。
スライドするタイプでは、手や足をボードに乗せて、ボードを前後や左右に動かす運動ができます。
伸縮ロープが付いた商品では、ボードの動きとロープの伸縮を組み合わせた運動も可能です。
また、ハンドル付きの商品なら、手で身体を支えながらボードを動かす使い方もできます。
分離式の商品では、左右のボードを分けることで、一体型とは異なる動きにも対応できます。
ただし、ピラティスボードは商品によって構造や使い方が異なります。
使用前には必ず商品ごとの説明書や案内されている使用方法を確認し、無理のない範囲から始めることが大切です。
特にスライドする器具は、動かすことだけに意識を向けず、周囲にぶつかる物がないか、安定した場所に設置できているかも確認しておきましょう。
ジョセフ・ピラティスの言葉から考える「続けやすい運動環境」
ピラティスを考案したジョセフ・ピラティスは、著書『Return to Life Through Contrology』の中で、
“Physical fitness is the first requisite of happiness.”
という言葉を残しています。
「身体の健康は幸福の第一条件である」といった意味の言葉です。
もちろん、運動器具をひとつ用意しただけで運動習慣が完成するわけではありません。
だからこそ、自宅用の運動器具を選ぶときには、機能の多さだけではなく、自分の生活の中で無理なく使えるかという視点も持っておきたいところです。
毎回準備するのが大変なサイズではないか。
使う場所を確保できるか。
終わったあとに収納できるか。
自宅トレーニングでは、こうした「使う前後」まで考えて選ぶことも大切です。
ピラティスボードを自宅で使う前に確認したいこと

ピラティスボードが気になったら、機能だけを見る前に「自宅のどこで使うか」を考えてみましょう。
まず確認したいのが、使用時のスペースです。
本体そのものを置けても、実際に運動するときには手足を動かすスペースが必要になります。
商品本体のサイズだけを見るのではなく、身体を動かす範囲まで含めて場所を確保できるか確認しておきましょう。
次に確認したいのが収納場所です。
分離できるタイプやコンパクトに収納できる商品でも、収納時のサイズは商品によって異なります。
ベッド下や家具のすき間など、収納したい場所を先に決めておくと、本体サイズを比較しやすくなります。
さらに、床の状態や周囲の家具も確認しておきたいポイントです。
スライド動作を行う器具なので、安定して設置できる場所を選び、周囲に接触する物がない状態で使用しましょう。
マンションなどで使用する場合は、商品ページに静音性や振動対策についての記載があるか確認するのもひとつの方法です。
「自宅で使える商品か」だけでなく、「自分の家で無理なく使える商品か」まで確認することが大切です。
ピラティスボードの選び方
ピラティスボードを探すと、似たような見た目でも構造や機能が異なる商品があります。
「おすすめ」と書かれている商品だけで決めるのではなく、自分がどんな使い方をしたいかから選んでいきましょう。
1. 一体型・分離型を確認する
一体型だけで使用する商品と、左右に分離できる商品があります。
複数の使い方を考えている場合は、分離した状態でどのような運動ができるのかも確認しておきたいポイントです。
2. ハンドルの有無を確認する
手で身体を支えながら行う運動を取り入れたい場合は、ハンドルの有無も確認します。
高さを調整できるタイプなら、何段階で調整できるのかもチェックしておきましょう。
3. 本体サイズと収納方法を確認する
自宅用では、使用時だけでなく収納時のサイズも重要です。
「使える場所はあるけれど、片付ける場所がない」とならないよう、購入前に使用場所と収納場所の両方を測っておくと安心です。
4. できる運動を確認する
ピラティスボードだからといって、すべての商品で同じ運動ができるわけではありません。
スライドボード、ロープ、ハンドル、分離構造など、搭載されている機能を確認し、自分が取り入れたい動きに対応しているかを見て選びましょう。
5. 耐荷重を確認する
安全に使用するためにも、メーカーや販売ページに記載されている耐荷重を確認しておきましょう。
本人の体重だけでなく、使用方法についても説明書の条件に従うことが大切です。
6. 付属機能は必要性で選ぶ
商品によっては、回数を確認できるカウンターなどを搭載したタイプもあります。
機能が多い商品が必ずしも自分に合うとは限りません。
「その機能を自分が使うか」という視点で比較すると選びやすくなります。
ピラティスボードが向いている人・別の器具も検討したい人
ピラティスボードは、すべての人に必要な器具ではありません。
自分の目的と合うかどうかを考えてみましょう。
ピラティスボードを検討しやすい人
・自宅で使えるフィットネス器具を探している
・マットだけの運動とは違う動きを取り入れたい
・ひとつの器具で複数の動きを試したい
・使用するスペースと収納場所を確保できる
・こうした条件に当てはまる場合は、ピラティスボードが選択肢のひとつになります。
一方で、
スタジオのリフォーマーと同じ器具を自宅に置きたい
という場合は、今回紹介しているタイプのピラティスボードとは目的が異なります。
また、運動方法そのものを基礎から学びたい場合は、器具を購入することだけでなく、専門家の指導を受ける選択肢もあります。
「流行っているから」という理由だけではなく、自分が自宅でどんな運動をしたいかを基準に考えてみましょう。
自宅トレーニングの選択肢として、Ms.RAJAのピラティスボード
ここまでのポイントを踏まえて、自宅で複数の動きを取り入れたい方の選択肢として、MRG JAPAN DirectではMs.RAJA ピラティスボードを取り扱っています。
この商品は、一体型として使用できるほか、左右に分離して使用することもできます。
伸縮ロープとスライドするボードを備え、ハンドルは4段階で高さを調整できます。
また、運動回数を確認できるType-C充電式のデジタルカウンターを搭載しています。
本体サイズは約138×12×6cm、分離時は1台あたり約69.5×12×17.5cm。
重量は約2.2kg、耐荷重は約150kgです。
先ほど紹介した選び方の中でも、
一体型と分離型の両方を使いたい
ハンドル付きの商品を探している
運動回数を確認しながら使いたい
といった条件を重視する場合に、比較候補のひとつとしてチェックできます。
ただし、使用前には必ず付属の説明書を確認し、使用方法や設置条件を守って使用してください。
まとめ
ピラティスボードは、スライドするボードやロープなどを利用して、自宅でさまざまな動きを取り入れられるフィットネス器具です。
ただし、スタジオで使用されるリフォーマーなどのマシンピラティス専用機器と同じものではありません。
選ぶときは、
・どんな運動をしたいか
・自宅に使用スペースがあるか
・収納できるか
・一体型・分離型など、必要な機能があるか
を確認してみましょう。
流行や「おすすめ」という言葉だけで選ぶのではなく、自分の生活の中で無理なく取り入れられるかまで考えることが、自宅用ピラティスボード選びでは大切です。
ピラティスボードについてよくある質問
Q:ピラティスボードとは何ですか?
A:スライドするボードや伸縮ロープ、ハンドルなどを使って運動する家庭用フィットネス器具として、「ピラティスボード」という名称で販売されている商品があります。構造や機能は商品によって異なるため、購入前に仕様を確認しましょう。
Q:ピラティスボードとマシンピラティスは同じですか?
A:同じではありません。一般的なマシンピラティスでは、リフォーマーなど可動キャリッジやスプリングを備えた専用マシンを使用します。今回紹介しているピラティスボードは、スライドするボードや伸縮ロープなどを使う家庭用フィットネス器具です。
Q:ピラティスボードは初心者でも使えますか?
A:商品によって使用方法が異なります。初心者の場合も、まず説明書を確認し、無理のない動きから始めることが大切です。使用に不安がある場合は専門家に相談してください。
Q:ピラティスボードではどんな運動ができますか?
A:スライドするボードを手や足で動かす運動や、伸縮ロープ、ハンドルを使った運動などがあります。分離型の場合は左右を分けて使用できる商品もあります。対応する運動は商品ごとに異なります。
Q:自宅で使う前に何を確認すればいいですか?
A:本体サイズだけでなく、手足を動かすスペース、収納場所、床の状態、周囲の家具などを確認しておきましょう。「置けるか」だけでなく、「安全に身体を動かせるスペースがあるか」まで確認することが大切です。


